Mr.ディンギーとニュージーランド

釣り好きな主人・ニュージーランド生まれの息子たちとの生活日記

【アレルギー】食物アレルギーっ子を持つ親として。

こんにちは。Mrs.ディンギーです。

ご訪問ありがとうございます!

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吸い込んだり、触るだけでも大変なことに!!

ある特定の食品に対して、吸い込んだり食べたり飲んだりすると、

気道が腫れて呼吸困難を引き起こす、

アナフィラキシーショックを持っている息子。

 

ご自身または子供さん等の身近な人がアレルギーをお持ちだと、

知られているアナフィラキシーショック。

 

仕事柄知っている人はいますが、

一般的にアナフィラキシーショックという言葉を、

意外に多くの人に知られていないのです。

 

アナフィラキシーショックとは?

一言でいうと、強烈なアレルギー反応。

 

症状は、個人差があり、何にどれ位アレルギーがあるかで、

出てくる時間や出る所がかわり、

粘膜や呼吸器系に現れたり、意識がなくなったりします。

 

どうしたらわかる?

アレルギーの検査をすれば、7~8割はわかると思います。

 

アレルギー検査とは?

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アレルギー検査には、色々とあると思いますが、

主に2つ

  • スキンパッチテスト
  • IgE血液検査     

 

スキンパッチテストは、

皮膚にアレルゲン物質(ハウスダストや食物等)溶液を1滴置き、

その置いたところを細い針のようなもので引っ掻き、

皮膚内での反応を観るという検査。

30分位の検査なので、直ぐに結果が出ます。

 

こちらは反応が出ると、水膨れのようにプクッと浮き上がってきます。

 

その水膨れのようなものを計測し、大きく膨らめば膨らむほど、

アレルギー症状を引き起こす物質だという事がわかるという仕組み。

 

こちら、アレルギー反応を起こさせるので、反応具合で痒みを伴う場合があり、

検査後は掻きむしらないように、気を付けてください。

 

 

lgE血液検査は、血液を採取してアレルギーの反応数値を検査。

こちらの結果が出るのは、普通の血液検査と同じように、数日かかります。

 

どこで受けれるの?

まずは、スキンパッチテストもlgE血液検査も、

GP(かかりつけ医)に相談してみてください。

 

プライベートの診療(今もされていると思いますが)。

南島にお住まいなら、クライストチャーチに専門医がいらっしゃいます。

ジュニアもこちらの先生にお世話になりました。

www.thechildrensclinic.co.nz

 

 

日本では、アレルギー科のある病院で、スキンパッチテストをしてくれると思います。

絶対ではありませんので、

予約の際にスキンパッチテストをしてくれるか確認してくださいね。

 

ちなみに帰国の際にお世話になるジュニアの先生は、木俣先生です。

ステロイドを使用せずに治療をすすめる方針が気に入って、診てもらっています。

www.kimatahajime-clinic.com

 

検査結果後の家での対応

花粉やハウスダストのように、どうしても防げないものもあり、

なかなか難しいのが現実ですが、アレルギー物質を触ったり・吸ったり

食べたり・飲んだりしないことを心掛けることが必要かなと。

 

食物アレルギーの場合は、アレルギーの反応がどのぐらいか、

何種類ほどあるのかにもよるとは思いますが、

膝裏やひじのところに湿疹が出来ているようなら、

アレルギーを起こさせる食物を、食べさせない方がいいかなっと思っています。

 

ジュニアは遺伝的なものも含め、

生後3~4ヵ月位に既に湿疹が全身に出ていましたが、

授乳を止め、アレルギーっ子用の粉ミルクにかえました。

そして、黄色ブドウ球菌による感染を断つ為に、湿疹部分に薬を塗り、

薬の効き目を持続させるために、リント布という起毛素材の布で患部覆いました。

 

見た目は…、八つ墓村に登場する方のようでした。 

 

でも、3ヵ月後位には、薬もリント布もいらない程に湿疹が消え、

ホッとしたのを今でも覚えています。

 

粉ミルクから普通の食事になってからは、

アレルゲンとなる食品はとらないようにし、

日本人が昔から食べている食事、ご飯・お味噌汁を基本にするようにしました。

 

あれから何年経ったでしょうか。

少なくとも5年以上は経っており、

最近の検査結果では、小麦は徐々に食べさせてみてOKとなりました。

 

これは、子供の成長だけでなく、食事制限を続けてきたお陰。

 

最後に  

息子がが親もとを離れるまでは、

アレルギーとうまく付き合っていく方法を一緒に試してみることが

大事かなっと思う、今日この頃です。